令和三年の七月(文月)から始まった、月替わりの「特集」。
昨年十二月に「総集編」と題した総括をしましたが、今年も上半期の総集編をお届けしたいと思います。
企画をはじめてからおよそ一年。一年間という時間には本当にたくさんの出来事があります。
この「特集」の一年間にも、様々な思い出があります。
企画メンバーの座談会も前回同様に動画を収録しました。お時間のあるときにぜひご覧ください。
約1年間の特集コーナーで記事を寄せてくれた執筆者は19組。
胡桃堂のスタッフだけではなく、お客さんや国分寺の仲間たちも加わって、
色々なスタイル、手触り・肌触りの文章を読むことができます。
新しい書き手の登場も心待ちにしています。
ショートケーキ、あなたはどこから食べますか?
初めてブラックで飲めた珈琲を覚えていますか?
「最初のひとくち」に辿りつくまでの時間や思案に
その人らしさを感じられる気がするのです。
喫茶店に来てすることランキング第3位は「本を読むこと」でした(ウソです)。
ちなみに同17位は「本を書くこと」(同上)。
あるいは本の舞台に喫茶店が出てきたり、なんにせよ喫茶店と本は相性がいいようです。
そして胡桃堂喫茶店には本屋も併設されています。でもあんまり売れません。買わなくても、席で読めちゃうんですから当たり前ですかね。
その2つが一緒になっていなくても、喫茶店は喫茶店、本屋は本屋でもいいのかなと考えることもありますけど、それでもやっぱりなんだかあきらめたくない気もします。
信楽焼、織部焼、合鹿椀(ごうろくわん)…
胡桃堂喫茶店を彩る食器はどれも個性豊かです。
あなたが美味しいと言ってくれたあんみつも、わたしが淹れた珈琲も
器がなければどうしましょう。
でもたまに、(しばしば?)
器がないなんてことがあるんです。
そんな時もご安心を。すぐに私が洗ってきますから、チャンネルはどうぞそのままで。
SNSへの写真投稿から流行った言葉「映え」。
昨今ではあまり使われなくなってきましたし、なんとなくそうしたことから距離を置きたい気持ちもわかります。
でもこの言葉、本来はとっても素敵なものです。美しいものがより美しく見えること。きっとそれは、毎日の暮らしのいたるところに見つけることができるでしょう。
あなたにとっての「映え」の瞬間、おしえてください。
そしてもちろん、SNS的な意味での「映える胡桃堂」も、ぜひおしえてください!
今月のテーマは「店主」です。
みなさんは店主と聞いてどんなイメージを持たれるでしょう。
今回、テーマに選んでみて、これは意外に幅が広い言葉だなあと気付きました。
そしてもちろん、胡桃堂喫茶店店主、我らが影山知明への熱い想いをお寄せくださっても構いません。
構いません、というか、お待ちしております!
月がわりで、喫茶店にまつわるあれやこれやをテーマに、複数の語り手による文章や写真を掲載していきます。エッセイもあれば、小説もあれば、歌もある。 現実の喫茶店がそうであるように、そこに流れる、一人一人にとってユニークな時間の流れを、それぞれの記事から感じ取っていただけたならうれしいです。
「私も参加したい!」と思ってくださった方は、こちらの投稿フォームからぜひご送信ください。過去のテーマでも大歓迎です。