胡桃堂喫茶店

特集・如月篇「喫茶店と本」

空へたびったのね

ぴぷおまめ

喫茶店に絵本をひらきに行く日
わたしはないている

ぴぷぉまめは、インコの私の飼っているインコの名前
ぴーと
ぷーと
おまめ。

いつもいたずらもするし
うるさくなくしてのかかるわたしにとった子供で
家族からの虐待で保護されたりして家族が安定しなかったわたしが作った、インコ3羽とわたし四人の家族。
 

大切な家族。
 

わたしが
喫茶店にいくひ
必ず涙が溢れてしまう日
だけど
なんでだろう。

安心がほしいからかな

カラスのパンやだったかな
絵本を読んでなんでか
ぶんじ寮の辛さをかみしめて
泣きながら
本を読んでたし
 

今回は
 

インコのプーが
手術する日に手術してるときに
喫茶店いき
はらぺこあおむし
読んでいた

とっても青空がきれいで
澄んで溶け込みそうな
吸い取られそうな
空だった
正午
 

はらぺこあおむし読んで
ぐりとぐら読んで
手術して
必ず抱きしめよう
無事帰ってくると信じて
絵本をたのしんでたとき

病院から
プーが息をとめたと 電話でつたえられた

涙がとめられなく
とまらなく
とめなくなくて
外でなく
 

プーを抱きしめてあげれなかったことを
くやしかったし
手術を選択した自分をせめたし
もうもどってこない命に叫んで戻ってこいよとかなしくて
そとに飛び出して泣いた

白湯とかブランケットとかお店の人が持ってきてくれてね

ほんとうに
死を拒んだそのときに
すくいだったのが
そこにいたこと

あと、、、
息をひきとったのが

わたしがちょうど
はらぺこあおむしをよんでたときだった
はらぺこあおむしが
さなぎになり
蝶になったそんな話だったことを知ったとき
ぷーもきっとそう蝶のように
うつくしく飛びたった

わたしは
絵本と共に
喫茶店。お茶の飲めるところに
くるしみとかなしみを
味わいに
いく

その絵本
涙ととなりになっても
イスと絵本と
そのときの空気が
わたしの悲しい気持ちを
優しくあったかい
ものにしてくれる
 

ひとりでないということが
悲しみの時に
ふらっとよって泣いて
絵本をよみ
ひらくときに
感じている
かなしいが優しくなる時間

わたしはまた耐えられないくらい
ときに
また絵本をひらきに
喫茶店やお茶のあるところに
ひとのあるところに
きっとよるとおもう

絵本と喫茶店とお茶と時間と人とそして自分がそこにいる
存在にありがとう。

ぴぷおまめ

心のままいきてます

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