2019年12月1日更新
どうもこんにちは。
胡桃堂喫茶店・書店担当の今田です。
月に一度開いております
「胡桃堂書店 朝のもちよりブックス」
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胡桃堂書店では棚づくりの一部を
「もちよりブックス」と呼んでおります。
これは本屋さんの本棚を
まちのみんなで本を持ち寄ってつくってみませんか?
というものです。
それぞれの自宅の本棚に並ぶ本。
とっておきたいもの
その背中だけでも眺めていたいもの
折に触れて読み返す本…
いろんな種類の本があると思うのですが
それらの中に
「次の人に読み継いでもらいたいと思う本」
ありませんか?
自分は読み終えたけれど、大事な本。
でも、自分が読み返すことはきっともうなく
興味を持ってくれる人がいるのなら
その次の人へと託してもいいと思う本。
そうした本をお預かりします。
値段も、決めていただいて結構です。
次の読み手とうまく巡り合えたなら
そのお代の半分近くを
お戻しさせていただきます。
そういう仕組みに
参加してみたいという方
いらっしゃいませんか?
ありがたいことに、
これまで80人ほどの方が本を預けてくださり、
胡桃堂書店の棚に思いのこもった本が
だいぶ増えてきました。
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この「朝のもちよりブックス」では
毎回、冒頭に案内役をお招きして
本にまつわるテーマでお話いただいております。
今回のゲストは
高田芙美子(たかだ・ふみこ)さんです。
高田さんとはもう長いお付き合いになるのですが、
高田さんの本業である「色」についてお話を聴くのは今回が初めてです。
以下、高田さんからのメッセージを。
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英語にはまったく弱く、
井上陽水が特に好きというわけでもないのに、
今回取り上げる本は『井上陽水英訳詞集』。
江戸から明治の日本文学や芸術に造詣が深いロバートキャンベル氏が、
あの特徴ある声と歌い方で独自の世界を作り上げ、
わかったようでわからない陽水氏の曖昧な歌詞をどう英訳するのか。
それまで自分の歌詞について、
ほとんど語らなかった陽水氏が英訳詞にどんな反応を示し、
「違うよ」と言った箇所はどんなところなのか。
あの声から離れ、改めて文字で純粋に詞を読むと、
それまでイメージしていなかった世界が見えてくるようです。
後半は、色彩の仕事をしながら個人的な楽しみでやっていた「色」と「言葉」についての話し。
今回は陽水氏の歌詞を同世代のユーミン、中島みゆき、桑田佳祐などの歌詞と『色彩』の切り口で比較してみます。
陽水氏の対象曲は、この本で取り上げられた50曲にプラスして全126曲。
他の歌手の曲も合わせると全1100曲強になります。
そこからどんな色彩世界が見えてくるか、
今回はそんな話をしたいと思います。
ーーーーー
1100曲!!
ちょっと普通じゃない数です。
事前に話を伺ったのですが
本をつくることができるような内容でした。
色と言葉についてのお話、
よろしければ、みなさまも。
|概要|
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胡桃堂書店 朝のもちよりブックス #15
井上陽水はうなぎだ。
日時:2019年12月8日(日)9:00~10:45
場所:胡桃堂喫茶店
参加費:500円(ワンドリンク込み)
*高校生以下、無料!
お申込み:info@kurumido2017.jp/ 042-401-0433
第一部 9:00-10:00
話し手:高田芙美子さん
案内役 プロフィール
高田芙美子(たかだ・ふみこ)さん
新潟市出身 美大を出てメーカーや百貨店で企画・販促の仕事を担当。
その後、某色彩研究所で商品のカラーマーケティングなどを担当後独立。
独立後の主な仕事は、ニュータウン、建築物(大学、病院、工場、マンション他)、環境などの色彩計画。
現在は、「ご近所さん」として、クルミドコーヒー、胡桃堂喫茶店(胡桃堂書店)のお手伝い。
扱う本
ロバート キャンベル・著
『井上陽水英訳詞集』
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第二部 10:00~10:45
「本のもちよりタイム」
・「胡桃堂書店のもちよりブックス」のご紹介
・みなさんが持って来てくださった本のご紹介
・本へのスリップ書き
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|本を出品していただくにあたり|
本を出品していただくには
いくつか条件があります。
ですので実際に出品するかどうかは
その話を聞いた上でということに
なるかと思うのですが
それでも見込みで、出品候補の本
お持ちいただけるようでしたら是非。
出品そのものは考えていなくても
本が好き、とか
日曜朝ヒマ、とか
そういう方も是非。
基本、お茶でもしながら~という
ゆるやかな会ですので
どちらさまもどうぞお気軽に。
みなさまのご参加
お待ちしております◎
|この先の予定|
1月13日(月・祝)9:00-
テーマ未定
ゲスト:山縣彩さん
ゲストがいないしっぽりとした夜の会も
開催しております!
12月の会は日程未定です。