胡桃堂喫茶店

左右社・川柳句集3冊連続刊行記念「真夏の夜の川柳パジャマパーティー」

2022年7月6日更新

こんにちは。
胡桃堂喫茶店・書店担当の吉田です。

突然ですが、川柳を読んだことがありますか。
川柳というと「サラリーマン川柳」などのイメージがあるかも知れませんが
いま、現代川柳の世界がポップでお洒落で、すごいんです!

かく言う私も、お恥ずかしながら日は浅く…。
最初に手に取ったのは、この5月に刊行された平岡直子さんの川柳句集『Ladies and』でした。

元々、平岡さんとの出逢いは、短歌の同人誌『外出』がきっかけです。
『外出』は、歌人の内田晶太さん、染野太朗さん、花山周子さんとご一緒に
コロナ禍で始められたもので、年二回、現在七号まで刊行。
一首31音の中に広がる世界は、さながらショートムービーを観ているようです。

刊行の度に平岡さんが届けてくださるのですが
その時にお聞きする短歌のお話が、素人の私にもとても面白く…!
いつも楽しみですし、短歌好きのお客様が胡桃堂に来てくださるきっかけを作ってくださいました。

さらに左右社さんからは
この4月に暮田真名さんの『ふりょの星』
6月には、なかはられいこさんの『くちびるにウエハース』と
3ヶ月連続で川柳句集を発刊されているとのこと!

この度、平岡さんから『Ladies and』の発刊に合わせて
トークイベントのお話をいただき、開催させていただくことになりました。
当日の進行は、この3冊を手掛けた編集者・筒井菜央さん。

どんなお話がお聞きできるか、今からとても楽しみです。
皆さまのご参加、お待ちしております。


日時:2022年7月16日(土)19:30~21:00
開場:19:15
場所:胡桃堂喫茶店
ゲスト:なかはられいこ、平岡直子、暮田真名
進行:筒井菜央(左右社)
参加費:店頭参加 2,000円 (ワンドリンクつき)・オンライン参加 1,000円

お申込み:
店頭参加はこちらから
オンライン参加はこちらから
お申込みくださいませ。

※会終了後、当店で書籍ご購入の方にサイン会を開催予定です。
※こちらのイベントは、喫茶店閉店後に開催いたします。
喫茶店のご利用をご希望の場合は、ラストオーダーの18:30迄にご来店くださいませ。
(一部、売切れのメニューがあるかも知れません)
※国分寺駅にある紀伊國屋書店国分寺さんでは
「こんなにもこもこ現代川柳 いったいぜんたいなんてこったい!」という川柳フェアを開催中です。
面白いフェアですので、よろしければこちらも併せてご覧くださいませ。


サイン本の販売もございます。
※書籍は、イベント終了後に発送いたします。

『くちびるにウエハース』

『Ladies and』

『ふりょの星』

 

<話し手>

なかはられいこ
‐‐‐‐‐‐
1955年、岐阜市生まれ、川柳作家。2004年3月、歌人の荻原裕幸氏、丸山進氏らと、ねじまき句会を立ち上げる。2010年、朝日新聞「東海柳壇」選者。著書に『散華詩集』(川柳みどり会/1993)『脱衣場のアリス』(北冬舎/2001)、共著に『現代川柳の精鋭たち』(北宋社/2000)『はじめまして現代川柳』(書肆侃侃房/2020)、編著に『大人になるまでに読みたい15歳の短歌・俳句・川柳 ③なやみと力』(ゆまに書房/2016)。

 

平岡直子(ひらおかなおこ)
‐‐‐‐‐‐
一九八四年生。神奈川県に生まれ、長野県に育つ。二〇一四年に川柳に出会い、二〇一五年から句作をはじめる。同人誌、ネットプリントなどで川柳作品を発表するほか、トークイベント「現代川柳と現代短歌の交差点」(二〇一九年)、暮田真名川柳句集『補遺』批評会(二〇二〇年)などにパネリストとして登壇。また、歌人としては二〇〇六年から活動をはじめ、二〇一二年に連作「光と、ひかりの届く先」で第二十三回歌壇賞受賞、二〇二一年に歌集『みじかい髪も長い髪も炎』を上梓。同歌集で第六十六回現代歌人協会賞を受賞。

 

暮田真名 (くれだ・まな )
‐‐‐‐‐‐
一九九七年生。
「川柳句会こんとん」主宰。「当たり」同人。
句集『補遺』『ぺら』。ほかに『当たり』(すべて私家版)。『はじめまして現代川柳』(書肆侃侃房)入集。

 

<聴き手>

筒井菜央(つつい・なお)
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左右社第一編集部所属の編集者。1986年生まれ、兵庫県宝塚市出身。短歌・俳句・川柳など短詩型ジャンルの書籍を中心に、ジャンル問わず愛とユーモアのある本を担当する。