かつて『色彩論』という論文をものすほど、<色>に惹かれ、研究を深めたドイツの自然学者、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテは、闇を象徴する<青>と、光を象徴する<オレンジ>の2つの色が溶け合う時間を「全体性の時間」と呼び、愛したといいます。
胡桃堂喫茶店の2階にも、1日のうち30分だけ、そうした時間が流れます。
言われてみればお店には、それぞれの<色>がありますね。はっきり名前をつけられるようなそれもあれば、そうでないようなものも。
あなたの好きなあのお店。そこは、どんな<色>をしていますか?