胡桃堂喫茶店

朝のもちよりブックス #52 ~ 古川誠さんをお招きして ~

2023年6月30日更新

こんにちは、胡桃堂喫茶店・書店担当の吉田です。

実はわたし、同じ会社の「クルミド出版」のスタッフもやっております。
このクルミド出版、昨年10月に、おかげさまで10周年を迎えました。
「朝のもちよりブックス」も、今年の5月に50回になりましたので、これを記念して、5月より数回にわたり、もちよりブックスにクルミド出版の著者をお招きして、お話をお伺いできたらと思います。

7月のゲストは、古川誠さん。
クルミド出版では「りんどう珈琲」でご一緒いたしました。

古川さんは現在、2種類の雑誌の編集長をなさっています。
それだけでもお忙しそうなのに、全国を飛び回って、その土地のいいもの、いいひとを繋いでいく大きな役割をされています。
特に高知県がおすきなようで、胡桃堂やクルミドで冬にお出ししているゆずのメニューは、古川さんがご紹介下さったゆずの名産地・高知県北川村のものを使用しています。
お洒落で目利きでやさしい古川さん、そんな古川さんが出逢ってきた本のお話が聴けること、今から楽しみです。

 

<古川誠さんからのメッセージ>
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古川と申します。
オズマガジンとメトロミニッツという雑誌の編集長をしています。
クルミド出版から「りんどう珈琲」という小説を出版させていただきました。お招きいただきありがとうございます。
当日は僕が今でも折にふれて読みかえす大切な5冊をお持ちします。
たとえば宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」という物語の中にある1シーンで、ジョバンニとカムパネルラが銀河鉄道で夜空に飛び出したシーンの描写の中に「りんどう」の花の群生している描写があります。これは僕が書いたりんどう珈琲という物語のタイトルになりました。
よしもとばななの「デッドエンドの思い出」という短編小説に出てくる西山君は、僕がずっと憧れている佇まいをしています。
そんなふうに、僕の人生に大きな影響を与え続けている5冊の話を、みなさんとゆっくりできたらと思っております。
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編集者。1975年高崎生まれ。
東京農大二校時代は3年間野球部に在籍し、第30期主将。
大学卒業後出版社にて雑誌の編集に携わり、現在は「オズマガジン」「メトロミニッツ」2誌の編集長を兼任。
文筆家として「りんどう珈琲」(クルミド出版)、「ハイツひなげし」(センジュ主版)と2冊の小説を出版。
趣味はスニーカーとTシャツ収集で、Tシャツブランド「SENTIMENTALPUNKS」を主宰。

<紹介予定の本>
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・銀河鉄道の夜/宮沢賢治
・ライ麦畑でつかまえて/JDサリンジャー
・カモメのジョナサン/リチャード・バック
・デッドエンドの思い出/よしもとばなな
・ノルウェイの森/村上春樹

 

【 朝のもちよりブックス#52 】
日時:2023年7月16日(日)9:00~10:45
開場:8:45
場所:胡桃堂喫茶店
話し手:古川誠
聴き手:吉田奈都子
定員:20名
参加費:500円 (ワンドリンクつき)
お申込み方法:Facebookページの「参加」ボタンでお知らせいただくか
胡桃堂までご連絡ください。
info@kurumido2017.jp
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<第一部> 9:00~10:00
「ゲストトーク」
<第二部> 10:15~10:45
「本のもちよりタイム」
 ・「胡桃堂書店のもちよりブックス」のご紹介
 ・みなさんが持って来てくださった本のご紹介
 ・お預かりする本へのスリップ書き
ご参加、お待ちしております。

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7月以降の開催日は
朝のもちよりブックス
 8月 調整中 ※ 決まり次第お知らせいたします。
夜のもちよりブックス
 7月26日(水)19:30~21:00 テーマ:はし
 8月23日(水)19:30~21:00
※日程は変更になる場合があります。
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