2018年5月24日更新
先日、国分寺 お茶の松本園さんにお邪魔しました。
市内で唯一の茶畑です!(^^)
胡桃堂喫茶店のメニューでもご案内していますが、
店内でお出ししている日本茶は、ここ松本園さんのお茶です!
茶畑で青々、つやつやした葉っぱを眺めながら、
お茶作りについてのお話を伺いました。
現在、お茶作りの根幹を担っていらっしゃるのは
三代目の信一さんです。
「今年はあたたかったので、
4月の下旬から茶摘みをはじめました。
その時期は、生葉からもお茶の匂いがするんだよ。」
と教えてくださいました。
お茶の品種は2種類で絶妙な配合でブレンドすることにより、
おいしいお茶になるそうです。
奥さまは、
「嫁いで来て、お茶のおいしさを知り、
今ではこのおいしさを伝えていくことが、
私の使命だと思っています」とお話ししてくださいました。
おふたりの丁寧なお茶作りを拝見し、
私もなんだか背筋が伸びる思いがしました!
お店を通して、もっとたくさんのお客様に
松本園さんのお茶のおいしさをお伝えしたい!
と気持ちを新たにしました。
ちなみに、お茶摘みと言えば、
「♪夏もち~かづく、は~ちじゅうはちや~」
の歌が有名ですね!
八十八夜とは、立春(2018年は2月4日)から数えて、
88日目の日を指します。今年は5月2日でした。
「八十八夜の別れ霜」という言葉もあり、
この頃から霜が降りなくなり、気候が安定してきます。
本格的に農作業を始められる時期、農家では稲の種まきや、
茶摘みが始められる目安とされてきました。
一般的にこの頃に摘み取られたお茶が、一番茶、新茶と呼ばれます。
冬に養分をたくわえ、あたたかくなって、
初めて萌え出た新芽です。
(もちろんその年の気候などによって、
お茶摘みを始める時期は、変動します)
松本園さんの新茶は、新芽の瑞々しい緑色が美しく、
濃厚な旨味と甘味が澄みわたります~!(´・ω・`)
(ひるま)