胡桃堂喫茶店

特集・皐月篇[令和七年]心がデカめに動いたとき

衝動

ape

交通事故が身近にあった。

小学生のとき、同級生が跳ねられ重症

同じ時期に、隣の学校の子は轢かれて亡くなり

高校の時は、先輩がバイク事故で亡くなった。

死が身近にあった。

運命じゃなくて、たまたまだと思う。

偶然そこに出会ってしまっただけ。

ぼくと、なにも変わらない。

その子たちが大人になってたら、なにをしてたのだろう。

たまたま、大人になれた自分はなにをしてるのだろう。

言葉や文字や数字で、なくなってくいのちのことを見たくない。

背けてたい。

いのちのことを、考えないように切り替えるのが上手になってる。

鈍感でいられることがいいと思う。

でも。かけがえのないもので、なにより大切なもの。

子どもが小学生になり、危険な通学路で見守りをはじめて7年目。

日々の行動は、経験したことから突き動かされる。当たり前のように。

子どもたちが、ただただ、そのまま大きくなってほしいと願いながら

生きてる、それだけでいい。

ape

国分寺とともにいきたい


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