みなさん、こんにちは。スタッフの大畑です。
胡桃堂喫茶店を行き交う人びとのもようを表現する、この「特集」コーナーのスタッフでもあります。
今月のテーマを選んだのは私ではないのですが、
映画好きとして何を書こうか考えてみたもののなかなかパッとせず。
いっそどストレートにこのような形にしてみました!!
メジャーからマイナーまで、10本挙げてみますので、ここを訪れたみなさんに引っかかる映画が1本でもあれば嬉しいです。
ブラッドピット主演。今年のマイベスト。ベタだろうと古かろうと最高なものは最高。頭っから終わりまでアメリカ人のいいところのつるべ打ち。近年私が映画に求めているもの全てが詰まった映画でした。もちろんIMAXで鑑賞。
歴代マイベストとしてよく挙げてきた作品。グザヴィエドラン監督。DVDを借りてきて小さなPC画面で観たのに、その衝撃的な体験は忘れることができない。まだ2回目すら観れてない。奇抜でありながら普遍的な物語であり、映画であるべき理由がちゃんとある映画。
よく知らないことや何もできていないことに負い目を感じることもありますが、世界では今もなお戦争やテロ行為が起こっています。それらの残虐性を間接的にも体験することができる映画。
タイトルまんまのロードムービー。男の子はみんな好きだし、10代で観たら旅に出ちゃう。
沖田修一監督、堺雅人主演。お酒でもおいてお家のソファでゆっくり観てほしいような作品。オフビートな笑いと、とにかく空気感がすばらしい。
橋本愛主演。作る、食べる、生きる。現代日本という環境は私たちと同じながら、私たちの本来あるべき姿を思わせるような生活を送る主人公。決して浮世離れして見えることはなく、あくまで私たちの延長線上に彼女はいる。つつましやかに真摯に、辛さや喜びとともに過ごす季節を、短編形式と飽きさせない美しい映像とで切り取る。宮内優里による劇伴と、ボーカルはyui(YUI)による主題歌も欠かせない。逃げ場をなくしていた新卒会社員時代に心を救われた作品です。
是枝裕和監督、阿部寛主演。もし今、うまく生きることができていないと感じている方がいたらおすすめしたい映画。阿部寛のまなざしに心を動かされる。舞台である団地との相乗効果がすばらしい。樹木希林映画としても一級品。
5代目/ピアースブロスナンが世代で、やはり今となっては6代目/ダニエルクレイグがいちばん好き。賛否あった『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の終幕は絶賛派。ダニエルクレイグ作品は、なんだかんだありながらもアベンジャーズエンドゲームくらい稀有なサーガを成し遂げたと思います。未見の方には順当に1作目『カジノ・ロワイヤル』がおすすめ。数年後には7代目による新シリーズが始まります。
トムクルーズが大好き。まず未見の方向けに書くと、5作目『ローグ・ネイション』、6作目『フォールアウト』、このあたりをちゃんと観てみるのがおすすめ。ファンの方向けには、最新作についての感想を個人的にまとめたものがありましたのでリンクを載せておきます。
[M:I ファイナル・レコニング【映画感想ドッツクラブ】]
今いちばん好きな映画。2021年にPART1、2024年にPART2が公開され、2026年末には完結篇となるPART3の公開が予定されている。
映画の魅力の一つは、見たこともないすごいもの、美しいものを見せてくれるところ。その意味でこの映画は到達点のように見えます。そして映画館の大きなスクリーンで、もっと言えばIMAX規格で観ることでこの映画の真価は発揮され、ブーストします。お家で観ても魅力を損なわない映画もたくさんありますし上に挙げた作品のいくつかはそうです。ただ、映画館で観るのと小さな画面で観るのとでは伝わるものがまるで違う作品もあります。その極北にある本作。
もちろん好みにもよりますし、映画と一口に言っても様々です。その前提においてですが、私が考える映画作品の最高峰、それがこのシリーズです。
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以上、いかがでしたでしょうか。
この「特集」にはどなたでもご寄稿いただけますので、何か思いつくことがあればぜひ、コーナーページ内のバナーからどうぞ。