胡桃堂喫茶店

特集・如月篇「ちょっと話したいこと」

美容室に一人残されて…

ふらり・ふぃん

先日のこと。
午前中に美容室を予約していた。
余裕のある時間を予約していたのでのんびりしていたら、
え?!もうこんな時間?
朝食も取らず慌てて家を飛び出した。

私が長く通っている美容室は美容師さん(男性)が一人だけで、
お客さんも予約で一人だけ。

なんとか予約時間に間に合って、
「朝食も食べずに慌てて駆けつけたんですよ」と
自分のうっかりを笑ってもらおうと朝のドタバタを話題に。

しばらくすると、
「すみませんが、ちょっとだけ出かけてもいいですか?
すぐに戻りますから」
「??? 私、留守番するの?
予約の電話が来たらどうしたらいいですか?断っちゃうよ(笑)」

美容師さんは「じゃあ!」と言っていなくなっちゃった。
美容室に一人残される。
変なの。

その店は人気の店で、いつも頻繁に電話がかかってくる。
本当に電話がかかってきたらどうしよう。

そんなことを心配していたら、彼が戻ってきた。

「これ美味しいんですよ。朝食にどうぞ!」と
焼きたてのクロワッサンとコーヒーを。

私が朝食を食べてないと言ったので、近くに最近できた
美味しいパン屋さんへ買いに行ってくださったのだ。
ちょっと感激!

「今度は、『焼き魚定食』をお願いしょうかな」
「朝食付きの美容室もいいかもですね(笑)」と
冗談を言い合いながらも、私の心は温かくなる。

美容室から戻っても、クロワッサン朝食を思い出しては
ニヤニヤ。
嬉しくて、この話しを何人かの人に話すと、
皆さん、私の想像以上に「いい話しだね」と
感激してくださる。

私の周りには、1個のクロワッサン🥐の話しに、
同じ思いを抱いてくださる人たちがいる。
美容師の彼にはもちろんだが、この話しを自分ごとのように
喜んでくださる人たちにも感謝。

この日のことを思い出しては、またニヤニヤと頬が緩むのです。

ふらり・ふぃん

性別不明、意味不明、詮索不要。


ふらり・ふぃんさんの記事一覧