ここにいたい。ここで書きたい。
とそう思った。
滋賀に住んでいる。
この喫茶店に毎日通うことができない。
ここに書くことによって行った気分になれるかもしれない。
2/20(月)に胡桃堂喫茶店へ初めて訪れた。
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そしてそのことを突き詰めて考えたとき、
結局「喫茶店みたいな場をつくればいいんではないか」
というアイデアにたどり着いたのです。
あたかも、実際の喫茶店を訪ねているかのような気持ちになるサイト。
「この特集ってなんなのか」影山知明さんより 引用
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この言葉が印象に残っている。この言葉で書きたいと思った。
行けないから書く。行っているつもりで書く。
やりとりがしたいと思った。
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そして、
あの喫茶店が今日もやっている。
あの場所でゆっくりと一つ一つ。
人が存在している喫茶店がある。
大袈裟かもしれないが、
胡桃堂喫茶店が、存在することに
喜びを感じる自分がいた。
スタッフの人も苦笑いではない、
その人にあった表情がある。
楽しそうな表情も、
時には大変な表情も焦る表情も、
悲しい表情も、嬉しい表情もあるだろう。
あの人がやり取りをしている(働いている)。
あの人が、今日もどこかで、いると思える。
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西国分寺の喫茶店であの人が
やり取りをしている。
世田谷区深沢の本屋であの人が
やり取りをしている。
京都市上京区のコーヒー屋であの人が
やり取りをしている。
草津の蝋燭屋であの人が
やり取りをしている。
石部のコーヒー屋であの人が
やり取りをしている。
約束しなくても、あの場所、あの時間に
知っている誰かがいると思える。
これは、
僕の原動力の一つになるのだろう。