2017年12月21日更新
こんばんは!
スタッフの坂本です。
12月8日(金)の くるみ祭り、
初日の夜のパフォーマンスナイトShowはありがたいことに満席で51名の方のたくさんの笑顔に包まれました。
子どもたちのまっすぐで純粋な反応にとても感動しました!
改めて、ありがとうございました!
お店のプロフ写真と、カバー写真が先ほどより変わっております。ええ、そうなんです。残り6日なんです、くるみ祭り。
何が祭りなのか?
あまり伝わっていないかもしれませんので、
定食と、お菓子と、くるみ餅
に使っているくるみの違いなんかの切り口から
少しお話させてください。
くるみは全部、殻から自分たちの手で割っています。
多分今1番くるみを国分寺で割っているのは
間違いなく僕なんじゃないのかなと思います。笑
手に豆ができて、つぶれて。。
くるみを割る音も
ある種BGMにさえなっているとも思います。
●くるみ定食
・くるみご飯
・ゆで塩豚のくるみ味噌添え
・人参のくるみ甘酢和え
・白菜と豆腐の豆乳スープ
この定食のすべてのメニューに、くるみを使っています。
1つ1つのメニューを単品でも味をしっかり楽しめるようになっていると思います。
2017年に収穫した、長野県の東御市の信濃くるみです。
くるみご飯って食べたことありますか?
想像以上に美味しくて、個人的にも感動しています。
豚肉とくるみの味噌も相性がとても良いです!
●くるみのお菓子
りんごとくるみのケーキや、胡桃堂ナッツタルトを改良してできた豪華版の信濃くるみのタルト。
こちらは東御市のくるみ博士、矢嶋先生のくるみです。
とても大きくて立派なくるみで、殻も割りやすく中身も取り出しやすいです。
数に限りはありますが、
ケーキはホールでお持ち帰りいただけます!
●くるみ餅
こちらのもちのタレやクラッシュくるみは、
北海道の美唄のものです。渋皮を剥いて使っています。
この渋皮剥き、3人で3時間やっても30人分しか作れません。
時間と手間がかなりかかります。
過去3回提供したことのある、このくるみ餅。
今回は4回目になるわけですが、3回目は6年前。
マメヒコで2日、クルミドコーヒーで3日、計5日しかやっていないのです。それは、それだけの時間と手間がかかるからこそ。
長い期間をやるということは、
正直それだけスタッフ、お店にかかる負荷も大きいのです。
それを、今回18日間やります。
これはもうお祭り騒ぎにしてやらないと乗り切れないんじゃないか!?笑
という半ば開き直りに近い心の声もあるわけですが、
実際はそうではなく、お客さんや僕らを応援してくださっている方々、お世話になった方々に感謝の気持ちとして
この収穫の喜びを、僕らなりの形で、おすそ分けしたいという気持ちからこのお祭りをやっています。
渋皮剥きの呼びかけをして手伝ってくださった、手伝ってくださっているみなさま。
本当にありがとうございます。少しの時間でも「くるみ割るよ!」って言って手伝ってくださった
みなさんの力なしには、続けてこれていなかったと思います。
そして、店主自らすり鉢でくるみをすってタレを作っています。鬼気迫るものを感じ、誰も手伝わせてもらえない空気感をおびてやっています。
実際、店主以外はこのすり鉢でくるみをする作業はしていないのです。やりきるといった背中にも、スタッフとして感謝の念がわいてきます。
そんなエネルギーの塊をぜひ食べてみてもらいたいです。
くるみはナッツ類の中でもオメガ3の油がたくさん入ったスーパーフードでもあります。
くるみの種を蒔いて、実が成って収穫できるまで10年かかります。
みんなの頑張りや、姿を見ているからでしょうか。
是非、食べて欲しいという気持ちに自然となります。
だって、くるみを収穫したり、取りに行ったり
割って、渋皮剥いて、調理して
多くの人の顔の見える関係の中で、バトンをつないで
このメニューたちは生かされているのだから。
少しでも多くの人におすそ分けできますように!
12月27日(水)までです。
お待ちしております◎
(さか
P.S.
なかなか食べることのできない
「生くるみ」も限定数用意しています。
まろやかで、繊細な自然の味がします。
こちらも、この機会に是非食べてみてください!