胡桃堂喫茶店

<満員御礼>5/21(月) 胡桃堂書店の読書会 
第八回 日本の美を読む④
 柳宗悦『民藝四十年』を読む

2018年5月12日更新

おかげさまで
本イベントは満席となりました。
たくさんのご参加お申込み、誠にありがとうございますm(_)m
【2018年5月16日追記】
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みなさま
どうもこんばんは。
胡桃堂喫茶店、書店担当の今田です。
  
月に一度
胡桃堂喫茶店 2Fスペースを使いまして
読書会を開催しています。
 
偶数月は店主・影山が
奇数月は書店担当・今田が
進行役を務めます。
 
それぞれ
ひとまず6回をひと単位として
テーマを設定することにしました。
   
影山は「ミヒャエル・エンデを読む」。
今田は「日本の美を読む」。
  
5月21日(月)の第六回では
柳宗悦の『民藝四十年』(https://goo.gl/1WBgQ7
を読んでいきたいと思います。
 
 

 
   

「民藝」という言葉
一度は聞いたことあるという方、
多いのではないでしょうか。
  
民藝運動の中心人物である
柳宗悦、濱田庄司、河井寛次郎らは
名も無き職人の手から生み出された日常の生活道具を
「民藝(民衆的工芸)」と名付け、
美術品に負けない美しさがあると唱え
美は生活の中にあると語りました。
  
そして、
彼らは定義する、語るだけではなく
実際に津々浦々へ足を運び品を集め、
実際にそれらを使い、暮らし、
手を動かし、新たな製作を続けました。
  
それらは総体すると
社会の仕組み、経済のあり方、ものの見方を
「健やかな美」をもってして変えていこうという
運動だったのです。
   
彼ら3人のいない現代では
民藝運動から「運動」は外されて
工芸の一ジャンル、美のひとつの概念
という認識に留まっていることがほとんどではないでしょうか。
 
いま一度、「民藝」が生まれた背景や
「民藝」が抱えてきた葛藤に触れ、
今を生きる、我々と民藝の関係を
探っていきたいと思います。
 
 
※今回、告知があまりに直前となってしまいましたm(_)m
 本を読了せずとも大丈夫です。
 少し目を通して、お越しいただけたら幸いです。 
  

日時:2017年5月21日(月)19:30~21:30
場所:胡桃堂喫茶店
参加費:1,000円(ワンドリンク込み)
進行役:今田 順(胡桃堂書店)
定員 :20名
お申込み:https://goo.gl/forms/Udk9cmm7OCXdnfqZ2
      
すでに店頭やお電話/メールで
お申込みいただきました方々は
再度のお申込み、いただかなくても大丈夫です。
 
また『民藝四十年』を読了された方は
後世から俯瞰して民藝の歴史を見た本として
志賀直邦さんの『民藝の歴史』をおすすめします。
 
具体的に柳がどんなものを民藝と感じていたのか
知る手がかりとして
柳宗悦『日本の手仕事』もオススメです。
   
みなさまのお越し
お待ちしております〇
  
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第一回 10/13(金) エンデ『モモ』
第二回 11/15(水) 岡倉覚三『茶の本』
第三回 12/15(金) エンデ『はてしない物語』
第四回 1/10(水) 夏目漱石『草枕』
第五回 2/19(月) エンデ・河邑『エンデの遺言』
第六回 3/12(月) 谷崎潤一郎『陰翳礼讃』
第七回 4/23(月) エンデ『魔法の学校』
第八回 5/21(月) 柳宗悦『民藝四十年』
第九回 6月    エンデの回   未定
第十回 7月    日本の美の回  未定