2018年4月11日更新
どうもこんにちは。
胡桃堂喫茶店・書店担当の今田です。
突然ですが
「日本最初の喫茶店」をご存知でしょうか?
今から130年前の明治時代
1888年4月13日
鄭永慶(てい・えいけい)が上野で開業した
「可否茶館(かひさかん)」がそれとされます。
一部の上流階級しか立ち入ることの
できなかった「鹿鳴館」に対抗し、
庶民の共通のサロン、知識の広場の設立を旨として業を起こすも、まだコーヒーが一般的な飲物でなかったこともあり、
「可否茶館」は5年足らずで廃業してしまいます。
「可否茶館」はどんなお店だったのか。
鄭永慶はどんな想いで起業にいたったのか。
なぜ廃業となってしまったのか。
そしてその後、
「可否茶館」が蒔いた喫茶店文化の種を
誰が耕し、現代に繋いでいったのか。
『日本最初の喫茶店』
『黎明期における日本喫茶店史』
の著者である星田宏司さんに
お話伺っていきたいと思います。
喫茶店の源流を辿ることで、
喫茶店での体験が
普段飲んでいる珈琲一杯の味が変わってくる
ということがあるように思います。
源流を巡る旅
よろしければ、ご一緒に。
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日本最初の喫茶店のはなし
〜珈琲文化研究会主宰・星田宏司さんをお迎えして〜
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日時:2018年4月26日(木)19:30~21:30
(開場は19:00)
場所:胡桃堂喫茶店
話し手:星田宏司氏
聞き手:影山知明(胡桃堂喫茶店)
参加費:2,000円(ワンドリンク込み)
お申込み:下記フォームへ記載いただくか、
https://goo.gl/forms/Z7fXs7LKic6GHRYY2
042-401-0433までお電話ください。
▽ 星田宏司氏
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1942年(昭和17年)東京生まれ。
(株)いなほ書房代表取締役。元金沢大学講師。
季刊雑誌「珈琲と文化」編集長。
日本コーヒー文化学会常任理事。
コーヒーの歴史と文化をテーマに、文献収集、
執筆活動を中心に活躍。
※ 木曜日は定休日となります。
軽食の「胡桃堂のおやき」を販売する予定ですが
小腹を満たすくらいのものになること、ご了承ください。
<同時開催>
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胡桃堂書店の喫茶店・カフェー本フェア
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日時:2018年4月6日(金)~5月2日(水)
星田さんが代表を務める「いなほ書房」が刊行してきた
本を中心に、喫茶店・カフェーに関する本を集めました。
中には絶版・品切となり
なかなか手に入らない代物もございますので
ぜひ、一度のぞきにいらしてくださいね!
※ お店の営業時間は
日・月 11:00~18:00
火・水・金・土 11:00~21:00
(木曜定休)
になります。