胡桃堂喫茶店

夜のもちよりブックス #52「まなざし」

2024年5月14日更新

こんにちは。
胡桃堂書店の吉田です。

昔から博物館や美術館で、よく行っていたのですが
ずっと忘れられない展示があります。

それは、近代のヨーロッパ、アフリカ、オセアニア、日本が
それぞれ相手をどのように見てきたのか。
各々が抱いている異文化のイメージを、大英博物館と国立民族学博物館の資料を基に検証していく、というものでした。

展示自体とても面白く、どんどん引き込まれていったのですが
そのうち、今まで自分があたりまえだと信じて疑わなかった地域の「姿」、
例えばアフリカは未開の地、オセアニアは楽園、など
実は西欧の世界観からつくり上げられた「イメージ」を通して見ていると知り、大きな衝撃を受けました。

さらには、日々大学で学び、よく知っているつもりでいた「日本文化」すら、外側から見ている自分に気づき
呆然となったこと、今でもよく思い出します。

それ以来、ものを見るときには
常に「どこから見ているのか」を意識するよう、気をつけるようにはなりましたが
いろいろな方向からたくさんの情報が入ってくる現在、
その難しさも日々感じるようになりました。

長々と書いてしまいましたが、5月のテーマ
「まなざし」でいかがでしょうか。
「まなざし」と聞いて思い浮かんだあなたの一冊をご紹介下さい。

 

● 夜のもちよりブックス #52

日時:2024年5月29日(水)19:30〜21:10
場所:胡桃堂喫茶店 *閉店後の店内にて
定員:10名
参加費:500円(お飲物付)
お申込:イベントページの<参加>ボタンを押していただくか、info@kurumido2017.jp までご連絡ください

<プログラム>
本をお持ちくださったみなさまから
本のご紹介をいただきます
テーマ以外の本のご紹介や、ちょっと聴いてみたい、というご参加も大歓迎です