胡桃堂喫茶店

朝のもちよりブックス #50 ~ 寺井暁子さんをお迎えして ~

2023年5月8日更新

こんにちは。
胡桃堂喫茶店・書店担当の吉田です。

実はわたし、「クルミド出版」という出版社のスタッフもやっています。
このクルミド出版、昨年10月に、おかげさまで10周年を迎えました。
これまでクルミド出版の著者の方とは何度もお逢いしてきましたが
そういえば人生の節目にどんな本と出逢って、どんな影響を受けてきたのか、
などを詳しくお聴きしたことがありませんでした。

そこで、5月の朝のもちよりブックス以降の少しの回に、
著者をお招きして、お話をお伺いできたらと思います。
5月は、クルミド出版立ち上げのきっかけをくれた
『10年後、ともに会いに』、『草原からの手紙』の
著者・寺井暁子さんをお迎えして、本のお話をお伺いいたします。

 

<寺井暁子さんからのメッセージ>
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節目の本というお題をいただいて「導かれる」という言葉が浮かびました。
選んだのは、自分ひとりでは出会うはずのなかった本たちです。
大切な人から贈られたり、勧められたり、泊めてもらった家の本棚に置かれていたり、
あるいは選書が好きだと思う本屋さんでその背表紙だけが光って見えたり。
私の人生にはLife happens while making other plans が、わりと頻繁に起こるのですが、
予期せぬ形で必要な本と出会うとき、間をそっと繋いでくれた人がいることを改めて想います。
もちよりブックスもそんな場所だと思うので、ここでお話しできることがとても楽しみです。

<自己紹介>
‐‐‐
寺井暁子(てらい・あきこ)
文筆家。高校・大学とアメリカに留学し、100カ国以上の国や地域の同性代と過ごす。
地理学とスペイン語に興味を惹かれ、チリの首都サンチアゴでスラムの研究をする。
日本の企業で5年間勤めた後、かつての友を訪ねる世界一周の旅へ。
帰国後、訪れたクルミドコーヒーで店主の影山さんとお茶をしたことから、
一緒に本を作ることになり、
クルミド出版より「10年後、ともに会いに」「草原からの手紙」を出版。
ここ数年はアフリカナイル川流域で伝統の違いを活かしながら共創する
音楽バンドについてのノンフィクションの執筆と、
子育てに奮闘中。

<紹介予定の本>
‐‐‐
・アルケミスト(パウロ・コエーリョ)
・アジアン・ジャパニーズ(小林紀晴)
・旅する木(星野道夫)
・災害ユートピア(レベッカ・ソルニット)
・コルシア書店の仲間たち(須賀敦子)                    
・からだとはなす、こころとおどる(石田千)
・グレープフルーツジュース(Yoko Ono)
・空を見てよかった(内藤礼)
・聴くことの力(鷲尾清一)
・喪の日記(ロラン・バルト)
・チェロの木(いせひでこ)
・マザリング(中村祐子)
・海をあげる(上間陽子)
・モモ(ミヒャエル・エンデ)
・ Upstream (メアリー・オリバー:未訳)
 (全部紹介できるかわかりませんが...!)

 

【 朝のもちよりブックス#50 】

日時:2023年5月28日(日)9:00~10:45
開場:8:45
場所:胡桃堂喫茶店
話し手:寺井暁子
聴き手:吉田奈都子
定員:20名
参加費:500円 (ワンドリンクつき)
お申込み方法:Facebookページの「参加」ボタンでお知らせいただくか
胡桃堂までご連絡ください。
info@kurumido2017.jp
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<第一部> 9:00~10:00
「ゲストトーク」
<第二部> 10:15~10:45
「本のもちよりタイム」
 ・「胡桃堂書店のもちよりブックス」のご紹介
 ・みなさんが持って来てくださった本のご紹介
 ・お預かりする本へのスリップ書き
ご参加、お待ちしております。

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5月以降の開催日は
朝のもちよりブックス
 6月18日(日)9:00~10:45
夜のもちよりブックス
 5月24日(水)19:30~21:00
 6月28日(水)19:30~21:00
※日程は変更になる場合があります。
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