2023年1月16日更新
こんにちは。
胡桃堂喫茶店・書店担当の吉田です。
わたしは学生の頃から博物館がすきで、よく展示を見に行きます。
特に、歴史や科学の展示がすきなので
授業で習った国語や歴史、理科の情報に出会うと
「お、これ知ってるぞ」と思うことが多かったです。
教科書で習ったことと、外の世界で出会うこと
それは「自分たちが学校で習ったこと(人)が本当に実在する」ということを
実感できる楽しい時間でした。
それが近頃、不思議なことに
「知ってるぞ」から徐々に
「あ、理解できるぞ」に変わってきた気がするのです。
どうやら以前に比べて、そのもの(人)を、その周りのつながりや出来事を含めて
考えることができるようになっているようなのです。
(年を取ったせいでしょうか…笑)
そうなると、歴史上の人物たちも、今までより身近に感じることができ
なんだか面白くなってきたのです。
そしてある日、ふと思いました。
「もしかして、いま学生時代の授業を受けたら、もっと面白いのでは?」
と。
その気持ちがだんだん強くなり、試してみたくなり
今回、胡桃堂で開催することになりました。
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講師の先生は、寺本郁夫先生。
長く中学・高校で国語の先生をされていらっしゃる方で
映画評論家でもあります。
今回は中学校の教科書に掲載されている
詩・短歌・俳句を題材に進めてまいります。
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日時 :2023年1月29日(日)
9:00 〜 10:45 (開場 8:45)
参加費:2,500円(材料費・ワンドリンク込み)
定員 :18名
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<講師・寺本先生からのコメント>
「若いときに読んだ本のなかでもっとも重要なものを、人生のある時間に、もう一度読んでみること」によって、「自分がどう変わったかを知る、別の新しい出来事が起こる」と、イタリアの作家イタロ・カルヴィーノは言っています。
現役国語教師であり映画批評家でもある寺本郁夫が、胡桃堂喫茶店で大人のための国語の授業を行います。中学の教科書に掲載されている詩・短歌・俳句を「読み直す」授業です。
ことばに何ができるか、ことばとは何か、にこだわって読んでいく。こと
ばと出会い直す経験を、皆さまと共有できれば、と思います。予備知識、事前の読書は不要です。
年齢は中学生以上、何歳でも。
<寺本郁夫(てらもと・いくお)>
都内私立中学・高等学校で40年間、国語教員として教壇に立つ。
そのかたわら、雑誌『リュミエール』を始め、雑誌や映画パンフレットに映画批評を寄稿。
詳細・お申し込みは、クルミド百貨店をご確認ください。
<キャンセルについて>
資料準備などの関係により、開催日前日以降のキャンセルはご返金しかねますので、ご了承くださいませ。
みなさまのご参加、お待ちしております。