胡桃堂喫茶店

【読書会】「『サードプレイス』を読む」開催しています(次回:5/27・木)

2021年5月10日更新

どうもこんばんは。
スタッフの鈴木です。

『カフェから時代は創られる』著者で
カフェ文化研究家の飯田美樹さんを案内人に
家庭でも、職場や学校でもない
第3の居場所「サードプレイス」について
じっくり考える読書会を開催いたします。

 

 

レイ・オルデンバーグ著作『サードプレイス』を
参考にしつつ進めていきますが、
「邦語訳は読みにくい!」と言う飯田さんが
ご自身で翻訳されたエッセンスを紹介してくれるので
事前の読書は必須ではありません。

 

以下、今回ともに開催をしてくださる
『カフェから時代は創られる』
著者の飯田美樹さんからの呼びかけです。

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簡単に見えて実はとっても深いサードプレイスという概念。
今回はこの概念を提唱した、レイ・オルデンバーグの著作『サードプレイス』を読み解いていきます。この読書会では、翻訳本が出る以前から原著と向き合ってきたカフェ文化研究家として活動する私が、サードプレイスをきちんと理解するために重要なポイントをお伝えしていきます。家庭でも職場でもないカフェで、コーヒー片手に仕事できればサードプレイス?それとも実はもっと深いニュアンスが含まれているのでしょうか。

 

コロナによって世界中で在宅勤務やオンライン化が可能となり、外の世界との行き来や気分転換の機会が激減した今だからこそ、街中の何気ないサードプレイスの重要性に気づきはじめた人も多いはず。1989年にアメリカで書かれた本とはいえ、じっくり読むと、いかに今の日本にサードプレイスが必要なのかが見えてきます。

 

この読書会では『サードプレイス』を全4回で考えていきます。
ここは大事!というポイントを当日詳しく解説するため、読んでいない方でもお気軽にご参加いただけます。会では意見交換の時間も大切にしています。コロナ禍だからこそ問いたい、サードプレイスの役割、一緒に考えてみませんか。
ご参加、お待ちしております。
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第2回は
「サードプレイスの特徴」と
「個人が受ける恩恵」について。

 

レイ・オルデンバーグは
サードプレイスとして機能している
例えば
アラビアのコーヒーハウス
ドイツの居酒屋
イタリアの食堂
アメリカ西部の昔ながらの雑貨屋
スラム街のバーなどには、
類似点が存在すると言います。

 

一体それはなんなのか、
そして現在生活に置き換えた時に、
その類似点は依然として当てはあるのか、
そもそもそのような場所はあるのか、
求められているのか。

 

個人が受けるサードプレイスからの恩恵も読み解きながら
ご参加の皆さまとのやり取りしながら
考えていけたらと思っています。

 

第2回からのご参加も、大歓迎です。
お申込みお待ちしております。

 

【第2回】
日時:2021年5月27日(木)19:00~21:00
場所:胡桃堂喫茶店
参加費:2,500円(ワンドリンク付き)
定員:20名
案内人:飯田美樹(『カフェから時代は創られる』著者)
進行役:鈴木弘樹(胡桃堂喫茶店/クルミド出版)
お申し込み:下記URL(クルミド百貨店)からアイテムをご購入ください。
https://festina-lente.stores.jp/items/6093d26dc9827a72bed6a9be

<参考箇所>
・第Ⅰ部

 

*事前の予習は必須ではありませんが、
もし読みたい、という方がいらっしゃいましたら、
胡桃堂喫茶店にて書籍『サードプレイス』の
貸し出しも行っています。
以下までご連絡ださいませ。
info@kurumido2017.jp

 


第2回以降の開催予定は下記の通りです。
*以下の参考箇所はあくまでも目安となり
変更される可能性がございます。
大まかな目安としてお使いください。

 

【第3回|サードプレイスの具体例】
日時:2021年6月24日(木)19:00~21:00
場所:胡桃堂喫茶店
<参考箇所>
・第Ⅱ部

 

【第4回|サードプレイスのある生活とない生活】
日時:2021年7月22日(木)19:00~21:00
場所:胡桃堂喫茶店
<参考箇所>
・第Ⅲ部
*この日はフリーディスカッションが中心となります

 

▼『サードプレイス』目次
序論
第Ⅰ部
第1章 アメリカにおける場所の問題
第2章 サードプレイスの特徴
第3章 個人が受ける恩恵
第4章 もっと良いこと

 

第Ⅱ部
第5章 ドイツ系アメリカ人のラガービール園
第6章 メインストリート
第7章 イギリスのパブ
第8章 フランスのカフェ
第9章 アメリカの居酒屋
第10章 古典的なコーヒーハウス

 

第Ⅲ部
第11章 厳しい環境
第12章 男女とサードプレイス
第13章 若者を締め出すということ
第14章 めざすは、よりよい時代……と場所

 


ご参加、お待ちしております。