胡桃堂喫茶店

[12.15]
デザインをしりたい
デザイナーでないかたにむけた
教養としてのデザインのはなし

2019年12月11日更新


 
みなさま
どうもこんばんは。
書店担当のいまだです。
 
これまで何度も
イベントをご一緒させていただいている
デザイン講師の中村将大さんに
新たに1日限りの講座を開いていただけることになりました。
  
 
デザイナーでなくとも
デザインについて知りたいという方は
自分のまわりにも
少なくないように思います。
  
ただ一方でそれに応えてくれる
機会ってほとんどないですよね
とあるとき中村先生と盛り上がりました。
 
今回は、
デザイナーではなかったとしても
デザインについてのちょっとした知恵や勘所があると
日々の暮らしや仕事を下支えしてくれる(のではないか)それってどんなことなんだろうというお話になる予定です。
  
以下、中村先生によるイベント開催にあたっての
導入文です。
———
 
「この◯◯、いいデザインだね」
「わたしたちの仕事もデザインをよくしていかなければ」——「デザイン」ということばは、現在、さまざまなところで用いられます。
 
では「デザイン」とはいったい、なんでしょう?
アートや美術、ものづくりとはなにがちがうのでしょう?これだけひろく使われながらも、その意味や定義となると、案外、あやふやなものかもしれません。
それもそのはず。デザインの義務教育は存在せず、専門家育成の場でしかそれは学ぶ機会がないことが、残念ながら現状です。
 
では、デザイナーやクリエイターといった専門家には
「デザイン」の説明ができるかといえば、
じつは、大半のひとがごにょごにょ……
と濁してしまうところもあります。
これは「デザイン」ということばのもつ、
ややこしさがゆえかもしれません。
 
 
デザインについて知りたいという声が多くある一方、
その学ぶ機会が偏っていることは、すこし考えもの。
たとえば、病気の診断や治療は専門家たる医師の仕事ですが、健康に暮らす、というのは誰しもが知っていていいはずです。
 
専門家を目指すための学習ではなく、
非専門家へ向けた「教養としてのデザイン」を学ぶ機会、ひょっとすると、今後、必要なものかもしれません。
今回は、日々の知恵、あるいは仕事を支えるうえで、
役に立つ(かもしれない)「教養としてのデザイン」について、おはなしします。
  
 
デザインをしりたい
デザイナーでないかたにむけた 
教養としてのデザインのはなし


時間  12月15日(日)18:45-21:45*
場所  胡桃堂喫茶店(国分寺市本町2-17-3)
定員  20名
参加費 2,500円(1drink付)
ご予約 https://airrsv.net/kurumido2017/calendar
    上記リンクからご入力できない場合は
    お電話/メールにてご予約承ります
    (042-401-0433
     info@kurumido2017.jp)
 
* 通常営業は18:00までです。
  連続してご利用の方は、恐れ入りますが
  通常営業後、一度会場設営いたしますので、
  一度外に出ていただき、
  再度18:30から受付させていただきます。
  
持参物
特に無し(メモや筆記具など) 
 
 
おはなしすること
————
1: 「デザイン」って、どういうことなの?
2: 日常を支える「デザイン」
3: 「デザイン」の構造と教育上の課題
4: いい「デザイン」とはなにか(前編)
デザインの分析とディスカッション
5: いいデザインとはなにか(後編)
「なぜ『いい』デザインと『わるい』デザインがあるのか?」
  
  
講師プロフィール
   
中村将大さん|デザイン専門学校講師|
武蔵野美術大学 造形学部 卒業。
2009年より学校法人専門学校 東洋美術学校にて
専任講師と授業プログラム設計、産学連携業務を担当。おもにヴィジュアル・コミュニケーション・デザインに関する教育に従事。
初学者向けの基礎授業から、卒業制作・研究ゼミナール、社会人クラスなど幅広く対応。美術館や企業おけるセミナー、ワークショップやオンライン配信講座など学外講座・社会人向け講座も多数担当。このしばらくのライフワークは「デザインの教育をデザインする」こと。
頻繁に耳にする割に案外、把握のしようがない「デザイン」を専門家以外もまなべるよう講座を設計しています。
ふだんは学校や各種講座などでデザインの講師業。
おもにはコミュニケーション・デザインの研究・指導をしていますが、自分自身は人見知りです。
 
 
みなさまのお越しをお待ちしております。