胡桃堂喫茶店

【満員御礼】12.27] 胡桃堂・夜のワークショップ「稲わらのお正月飾りを作る」

2020年12月18日更新



    ●師走にぴったりなワークショップのお知らせです。


    胡桃堂喫茶店の大切にしていることのひとつに「自然の うつりかわりを感じる暮らし」があります。
    日本の暦と寄り添うように、もっと自然の営みを感じる活動を…と、スタッフ・坂本の発案で、地元国分寺の在来種である古代米の赤米を自然農で街の仲間と共に育てる国分寺赤米プロジェクトを立ち上げ、今秋で3度目の収穫となりました。「赤米のフロランタン」という焼き菓子が誕生したり、年の初めには胡桃堂喫茶店に赤米定食が登場したり。田畑の面積もチームも少しずつ広がっており、来年は更に様々な形で、みなさまの前に登場できるように歩んで参りたいと思っております。


     


    昔の人は、秋に収穫したお米をいただいたあとに残った藁で、わらじなどの日用品や、来たるお正月のお飾りを作りました。ときには田んぼの肥料としたり、厳しい寒さを対策する素材にもなりました。無駄にする部分はなかったのですね。先人の知恵に習って今年は、昨年胡桃の樹皮のカゴ作りワークショップをしてくださった作家の渡部萌さんをお招きして、今年とれた国分寺の赤米の稲藁で、かわいい亀のお正月飾りを作ります。



    ※写真は白米の稲藁で作ったお飾りです。今回とは色や素材感が異なります。

    今回の講師・渡部萌さんは山形の美大在学中に、近隣に住むおじいさんたちから山や里の自然素材を使った日用品作りを教わりました。いつ、どこで、どんなものが採取できるのか、おじいさんたちはよく知っていて、実に器用にそれらを様々なものに変身させることに、渡部さんは驚き惹かれたそう。その経験が現在の作品作りにつながっています。





    今回は、藁一本がどんなふうに使われるのかも知っていただきたいので、藁をそのままを叩いて柔らかくするところから完成までを、渡部さんとじっくり作っていきたいと思います。すこしお時間長めのワークショップとなりますが、みんなでお茶を飲みながら、新年の準備をするひとときを、楽しめましたら嬉しいです。


    ⚫︎講師 渡部萌(わたなべ もえ)
    東京都生まれ。東北芸術工科大学入学のため山形県に転居。その後、東京を拠点に活動。1年のうち2カ月ほど自身で東北の山に入り、あけび・胡桃の樹皮を主とした自然の素材を採取し作品を作る。
    https://www.instagram.com/moe.watanabe/





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    ●胡桃堂喫茶店・夜のワークショップ「稲わらのお正月飾りを作る」

    日時:2020年12月27日(日)19:30~21:30 / 開場 19:20~
    場所:胡桃堂喫茶店
    参加費:5,000円(材料費・ワンドリンク込み)
    定員:5名

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お申込み、詳細は下記リンクをご確認くださいませ。
https://festina-lente.stores.jp/items/5fd49125df5159178c950861