交通事故が身近にあった。
小学生のとき、同級生が跳ねられ重症
同じ時期に、隣の学校の子は轢かれて亡くなり
高校の時は、先輩がバイク事故で亡くなった。
死が身近にあった。
運命じゃなくて、たまたまだと思う。
偶然そこに出会ってしまっただけ。
ぼくと、なにも変わらない。
その子たちが大人になってたら、なにをしてたのだろう。
たまたま、大人になれた自分はなにをしてるのだろう。
言葉や文字や数字で、なくなってくいのちのことを見たくない。
背けてたい。
いのちのことを、考えないように切り替えるのが上手になってる。
鈍感でいられることがいいと思う。
でも。かけがえのないもので、なにより大切なもの。
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子どもが小学生になり、危険な通学路で見守りをはじめて7年目。
日々の行動は、経験したことから突き動かされる。当たり前のように。
子どもたちが、ただただ、そのまま大きくなってほしいと願いながら
生きてる、それだけでいい。