胡桃堂喫茶店

[3.17(土)]文学フリマとは?
文学フリマのこれまでと、これから。
〜望月倫彦代表をお迎えして〜

2018年3月14日更新

どうもこんにちは。
胡桃堂喫茶店/書店の今田です。
 
突然ですが、
「文学フリマ(以下文フリ)」というイベント
ご存知でしょうか。
https://bunfree.net/
 

 
文学のフリーマーケット(フリマ)という名のとおり、
プロアマ問わず参加者が自らの手による著作を
自らの手で販売する即売会で、
2002年に東京で産声を上げ、
今年の5月で東京開催は二十六回目を迎えます。
 
東京での年2回開催にとどまらず
最近では札幌、岩手、前橋、金沢、大阪、京都、福岡
の各都市でも開催しています。
 
こう書くと、さもはじめから
うまくいっているイベントと思われるかもしれませんが…
 
そのきっかけは、
なかなかパンクなものでした。
 
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「文学は出版社の中では不良債権のようなもので
マンガのような売れているコンテンツの利益で
純文学の赤字を補填している」
 
2002年、某氏のこの発言から
「純文学論争」が起こり
別氏からの反論を受けるようにして
 
「今の商業流通の中で不良債権化してしまうのであれば、
例えばインターネットなどで作品を発表したり
マンガにおけるコミケみたいな市場で別の販路を作って
文学を売ってみてはどうか」
 
と、その発言者たる某氏自ら主催し
青山ブックセンターを舞台として実現することになったのが
第一回 文学フリマでした。
  
=====
  
現在、文フリ事務局の代表を務めるのは
望月倫彦(もちづき・ともひこ)さん
 
第一回には出品者として参加されており、
第二回以降代表を務められています。
 
こうしてはじまった文フリを
現在の形にまで広げ、続けている
まさにその人です。
 
同じイベントを定期的に企画・主催したことのある人であれば
このように十年以上、イベントを開催し続けることの難しさ
ご理解いただけるかもしれません。
 
きっと
参加者も、来場者も
「また出たい」「また来ようと」思っているからこそ、
年々参加者は増え、開催地域も拡大しているのだと思います。
 
こうした文フリの雰囲気を
代表の望月さんはどうやってつくってきたのか。
つくってこなかった(自発的につくられたのか)のか。
 
これまでの歴史について。
そして、これからの野望や展望について
お話を伺ってまいります。
 
 

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文学フリマとは?文学フリマのこれまでと、これから。
〜望月倫彦代表をお迎えして〜
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日時:2018年3月17日(土)AM9:00~11:00
(開場は8:30)
場所:胡桃堂喫茶店
参加費:1,500円(ワンドリンク込み)
ゲスト:望月倫彦(文学フリマ事務局代表)
聞き手:影山知明(クルミド出版発行人)
お申込み:下記フォームからお願いします。
https://goo.gl/forms/ZzyhIWnAgtrrCjWX2
 
▽ゲストプロフィール
望月倫彦
 
文学フリマ事務局代表。1980年生まれ。
2002年、第一回文学フリマに出店者として参加し、
翌2003年の第二回文学フリマより文学フリマ事務局の代表を務める。
日頃は催事運営会社でイベントディレクターとして勤務。
ライターとしても活動している。
   
<同時開催>
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第2回 胡桃堂書店の文学フリマフェア
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日時:2018年3月9日(金)~4月4日(水)
 
"文フリ"に出品されている数ある作品の中から
クルミド出版メンバーが「これぞ!」と思う作品を
1人1つ選び、ご紹介させていただきます。
 
昨夏ご好評をいただいたフェアの第2弾。
文フリの会場を満たす「静かな熱気」を
少しでもお伝えすることができたらと思っておりますので、
こちらもお立ち寄りいただけたら幸いです。
 
※お店の営業時間は
日・月     11:00~18:00
火・水・金・土  11:00~21:00
(木曜定休)
になります。
 
みなさまのお越しを
お待ちしております!